1103号室より。

1103号室。のお知らせ/霜月ミツカの記録

【新刊】9/18発行『ネオトランスラヴ』

1103号室。です。

第二回大阪文フリで『ツーピース』を出してからはや2年……。

2年の沈黙を破り新刊だします。

大阪文フリの紙のカタログにこのように記述がされています。(多分)

『新刊はLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャルトランスジェンダー)を題材にした4編の短編集です。(予定)文体はシンプルで作風は少し暗めです』

ありません。これじゃ、ないんです。

表紙もつくったし、途中までは書いたんですがどうしても納得がいかなくてこのカタログに書いたものはできませんでした。

しかし、わたしには読んでもらいたいものがあり、この作品を出します。

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『ネオトランスラヴ』

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収録『ヤオヨロズハウス』(100枚くらい)『静脈から動脈まで』(50枚)の2編です。

「トランスラヴ」ということばに様々な意味を込めましたがそれは読んだ方が「こうかな」「これかな」と思っていただけることを祈っております。

『ヤオヨロズハウス』初稿は2015年10月に。

『静脈から動脈』初稿は2012年10月に。『静脈~』に関しては随分眠らせたなって感じ。

●作品紹介●

『ヤオヨロズハウス』

――あまりにもいろいろ変わりすぎている彼だからこそ、わたしはこんなにも骨抜きにされてしまっていること。彼の代わりなんて世界中どこ探してもいないってこと。誰でもいいんじゃない。ほんとうはみんなに知ってもらいたい。

あらゆるものには神が宿っているという思想を持つトールはそこら辺から拾ってきたものを再利用したり、リサイクルショップからモノを買ったりすることを趣味とし、そんな彼に呆れつつも生活を共にするエミ。ある日、エミが帰宅すると赤ん坊を抱くトールの姿があった。トールのある秘密からその子がトールの子ではない確証を持ちつつも、モノだけでなく、置いて行かれた赤ん坊まで育てようとするエミは彼との関係に葛藤する。

 

『静脈から動脈まで』

――失くした恋だけがいつまでもいやらしく光っていて、ずっと一番きれいだった。

 

珠寿は幼馴染の那月をずっと傍に置いておくためにある約束をする。

従順に珠寿との約束を守る那月。しかし、大学生になってできた那月の恋人の存在により、珠寿と那月の関係に変化が生まれ、ふたりは離別する。

そして数年後、ふたりは再会する。

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あらすじは非常に微妙な感じがしますが手に取って、文字を眺めていただきたいです。

何卒よろしくお願いします!